「そろそろバイクを乗り換えたいなぁ」
そんなときに考えるのが二台目のバイクの車種とタイプです。
同じタイプのバイクに乗るのか、全く別のタイプに乗るのか、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
同じタイプのバイクに乗り換える
ネイキッドからネイキッド、アメリカンからアメリカンというように同じタイプのバイクに乗り換える場合です。
ちなみに私は、一台目から二台目に乗り換えたときはこのパターンで、ネイキッドからネイキッドに乗り換えました。
メリット
同じタイプのバイクに乗り換える最大のメリットは失敗する可能性が少ないということです。
一台目に乗っていたバイクの感触に慣れていれば、二台目も同じタイプのバイクを選ぶことで「大筋は同じで細かい違いを楽しむ」ということができます。
バイクはこれまで通り同じような感覚で乗ることができ、新しいバイクに乗り換えたという満足感も得ることができます。
デメリット
メリットがあれば当然、デメリットもあります。
同じタイプのバイクに乗り換えるということは、他のタイプのバイクの楽しみが分からないということです。
「ネイキッドではこんな走りができていたけど、アメリカンってどうなんだろ?」というような体験ができません。
同じタイプのバイクに乗ることで、失敗せずに乗り換えを楽しむことはできますが、別のバイクの楽しみを発見することは難しくなります。
別のタイプに乗り換える
ネイキッドからレーサーレプリカ、アメリカンからビッグスクーターというような別のタイプの乗り換えのパターンです。
私は二台目から三台目への乗り換えはこちらのパターンで、ネイキッドからレーサーレプリカに乗り換えました。
メリット
別のタイプに乗り換える最大のメリットは、新しいバイクの乗り方を発見できるということです。
ネイキッドに乗っていた人がビッグスクーターに乗り換えれば「重心が低いから安定性あるな!」「信号待ちからの加速が楽だな!」というような新しい発見をすることができるでしょう。
今まで知らなかったバイクの楽しみ方ができます。
乗り換えの醍醐味ですね。
デメリット
デメリットは、思っていた感じと違うバイクに乗り換えてしまう可能性があることです。
別のバイクに乗り換えてみて「うわぁ…こんなに乗りにくいのか」「これだったら前のバイクのほうが乗りやすかった」というようなことも起こりえます。
ギア付きのバイクからビッグスクーターに乗り換えて、最初は操作が楽だと思っていても、段々とギア付きのバイクに戻したくなることもあるでしょう。
レーサーレプリカでスピードを出していた人が、アメリカンに乗り換えると高速時の加速の不満を覚えるかもしれません。
それぞれのバイクにメリットはもちろんありますが、そのメリットが自分にとっては無用なメリットであれば、そのバイクは魅力的には思えないかもしれません。
別のタイプのバイクに乗り換えるということは、楽しみが増えることも失敗することも両方の可能性があるということです。
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排気量の違うバイクに乗り換える
同じタイプのバイクでも排気量が違うバイクに乗り換える場合はほぼ別モノと思っておきましょう。
トルクや馬力が違いますので、見た目は近くても乗り心地が全然違います。
250から400、400から750など排気量を大きくすればバイクのパワーのすごさを実感できるでしょう。
高速運転時などは非常に楽になります。
逆に排気量を落とすときは、街乗りがとても楽になります。
小回りも利きますし、車体も軽くなります。
ですので、タイプを変えずに乗り換えを楽しみたいという場合は、排気量の違うバイクに乗るのもおすすめです。