「バイクで事故を起こしてから、バイクに乗るのが恐い・・・」
このように悩んでいる方も多いと思います。
私もバイクで二度の事故を起こしました。
そのうち、一回は救急車で運ばれるというなかなかの大きな事故です(なんとか後遺症などは残らずに済みましたが・・・)
事故を起こした道を走っているだけで事故を思い出してしまったり、ひどい場合はバイクに乗るだけでも事故を思い出してしまい、以前のように楽しく乗れなくなることが多いです。
時間が解決してくれることもありますが、事故の大きさや心に受けたショックの深さによって、どれだけの時間がかかれば大丈夫になるのかは人によって異なります。
「バイク事故恐くなったけど、できればまだ乗りたい」という方にどのようなことを心がけるべきかをご紹介します。
無理をして乗るのはダメ
まず大前提として、恐くて恐くて仕方ない心の状況であれば無理をしてまでバイクに乗らないようにしましょう。
通学や通勤でバイクを利用していた場合は、バイクから別の交通手段に替えることで不便が生じることもあるでしょう。
しかし、心が乱れている場合は運転にも支障をきたします。
「恐い恐い」という思いが頭の中を埋め尽くし、緊張により適切な判断や良好な視野確保ができなくなります。
それがまた新たな事故につながる可能性を高めてしまいます。
とにかく恐くて仕方ないという場合は、無理をして乗らないことが大事です。
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今までと違う乗り方をする
「バイクに乗ることはできるけど、ふとしたときに事故を思い出して恐くなる」という状況の場合は、これまでと違った乗り方をしばらくしてみましょう。
通勤や通学でバイクに乗っていた場合は、休日にのんびりと乗ることから始めてみましょう。
事故のフラッシュバックが起きないよう、普段、利用している道は避けてあまり通ったことがない道をのんびり走ることがおすすめです。
そうやって徐々にバイクに乗る時間を増やし、事故を頭の中から風化させていきます。
頻繁に思い出してしまうと、どうしても昨日のことのように思ってしまい、緊張してしまいます。
「バイクは楽しい」「風が気持ちよい」という楽しい気分を長く感じながらバイクと触れ合う時間を増やしましょう。
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事故を思い出してどうしても恐い場合は
色々と試したけど、やっぱり事故を思い出してバイクには乗れないという方もいらっしゃるでしょう。
事故が大きかったり、悲惨だったりすると簡単には立ち直れないこともあります。
私も救急車で運ばれたバイク事故を起こした後はしばらくバイクに乗れませんでした。
「ちょっとバイクには当分乗れないかな・・・」と思った場合は、思い切って手放してみましょう。
バイクは手放したからといって一生乗れないわけではありません。
また時間が経って「乗りたい!」と思える日が来ればそのときに検討すればいいわけです。
ちなみに私もこのパターンです。
今では事故のことも記憶に片隅にあるかないかぐらいで、楽しいバイクライフを過ごしています。
バイクは乗らずに放置してしまうと本体も劣化してきますし、価値も下がってしまうため、しばらく乗らないと決めたら早めに買取してもらうのも賢い選択といえるでしょう。
そこで売ったお金を次回のバイク購入資金にあてれば、購入資金の心配も小さくで済みます。