「未成年でバイク買うとき、どんな注意が必要なのかな?」
私も初めてバイクを購入したのは18歳(=未成年)のときでした。
バイクを買うときに未成年である場合は、少しだけ注意が必要です。
これからバイクを買う未成年の方は「そんなの知らなかった・・・」と困らなくていいように、注意点を理解しておいてください。
未成年でもバイクは買える
まずは大前提のお話ですが、未成年の方でもバイクは買うことはできます。安心してください。
バイク免許を取得する前でも買うことはできます。
また、バイクの所有者名義も自分自身にすることもできますので、そこに成年と未成年の違いはありません。
関連記事:免許取得前でもバイクは買えるの?
未成年は親の同意が必要
未成年の方がバイクを買うときに必要となるのが「親の同意」です。
未成年の方がバイクを買うときには、バイクショップは必ずバイクを買うことを親が同意しているかを確認します。
バイクショップが同意の有無を確認する理由は、買った後のトラブルを避けるためです。法律がどうこうではないんです。
親の同意なしに売った場合、後々、親から「未成年の息子に勝手に売るな!キャンセルだ!」とか「親に無断で売ったあげく、息子が事故を起こした!責任を取れ!」というように怒鳴り込まれた場合、お店が圧倒的に不利だからです。
こういったトラブルを避けるためにバイク屋では必ず親の同意を確認します。
お店は「バイクを売って起こったトラブルに対してお店には責任はない。親の同意を得ている」という後ろ盾が欲しいわけです。
同意の確認方法は?
親の同意を確認する方法は主に3つです。バイク屋によって異なります。
- 同意書を記入してもらう
- 電話で確認する
- 親に同席してもらう
同意書を記入してもらう
一般的には同意書を記入してもらうパターンが多いでしょう。
書面で残りますので、親の同意を確認したことがいつでも明確になります。
書類はバイクショップでもらえますので、親に記入してもらい、提出することで同意の確認ができます。
電話で確認する
購入者の方がきっちりと信用できたり、かしこまった手続きを必要としないバイクショップは、親に電話で確認するだけでOKな場合もあります。
買うときに親に電話に出てもらえるように頼んでおき、バイクショップの店員と話してもらいます。
そこで同意の確認が取れればOKとしてくれます。
親に同席してもらう
もし都合が合うのであれば、バイクを買うときに親に一緒に来てもらう(同席)ことが、最も確実で早いです。
親の意向がすぐに分かりますので、バイクショップのスタッフも安心してバイクを販売できます。
バイクショップのスタッフ目線で見た場合、トラブルの少ない一番ありがたいパターンともいえます。
関連記事:バイクをローンで買うとき頭金はいくら必要?頭金なしでもローンは組める?
同意がなければ絶対に買えない?
バイクを買うことをどうしても親が許してくれないという方もいらっしゃるかもしれません。
基本的にバイクショップで買う場合は親の同意がなければ買えないと思っておくほうがよいでしょう。
ただ、友人同士の売買やオークションで買う場合には親の同意の有無は関与できませんので、親の同意の確認なしでも購入されていることもあるでしょう。
ただ、できれば親に心配や迷惑をかけないように同意はきっちりと取っておくことをおすすめします。
事故を起こして怪我をしたり、賠償責任が発生した場合などは、やはり親に迷惑をかけることになりますので。
関連記事:親に内緒でバイクを売ることは可能か?
親に同意してもらうためのポイント
バイクを買うことを親が認めてくれない理由の大半は、やはり事故が心配だからといえます。
ですので、親がなかなか購入を認めてくれない場合は「事故を起こさないように心がける」ということを、具体的に説明して説得してみましょう。
例えば
- 夜間は乗らないから!
- 高速は乗らないから!
- 他人を乗せないから!
- 危ない道路は利用しないから!
- フルフェイスヘルメットかぶるから!
というように事故を防ぐための意識をアピールしましょう。
そうすることで「そういう条件で乗るなら買ってもいいよ」と説得に応じてくれるかもしれませんよ。