「バイクを買うときには何が必要なの?」
初めてバイクを買う方は気になると思います。
バイクを買うときには、事前に準備しておくべき書類があります。
「契約時に必要なもの」、「納車時に必要なもの」を分かりやすくご説明します。
バイクを買うときに必要な書類
バイクを購入するときには以下の書類を準備しておきましょう。
- 身分証明書
- 住民票(原付は不要)
- 印鑑
- 手付金
1. 身分証明書
バイクを買うときには身分証明書の提示が必要です。
「コピーとらせてくださいね」と言われることも多いです。
運転免許をすでに取得されていれば、運転免許証の提示が一番スムーズです。
販売店は、購入者が未成年かどうかも身分証明書でチェックします。
ちなみにバイクの購入は、運転免許を持っていなくても可能です。
関連記事:免許取得前でもバイクは買えるの?
2. 住民票
バイク契約後、ナンバープレートを発行するために住民票が必要です。
現住所の地域を管轄する陸運局(原付は市区町村)にてナンバーが発行されます。
現住所の確認ができればOKですので、本籍の記載は不要です。
住民票は、3ヶ月以内に発行したものを準備しましょう。
契約する日に持っていなくても契約はできますが、住民票を提出するまでナンバープレートの発行ができませんので、契約したら早めにお店に持っていくか、郵送で届けましょう。
※原付(125cc未満のバイク)を買う場合は、住民票の提出は不要です
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3. 印鑑
バイクを買うときには契約書に押印します。
一括で購入する場合は認印でOKです。
バイクの販売店によってはフルネームのサインでもOKとしてくれる場合もあります。
もし、ローンで購入する予定の場合は、毎月の引き落とし先の銀行印と口座番号が必要となりますので、忘れずに準備しておきましょう。
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4. 手付金
バイクを契約する場合、手付金を支払う場合が多いです。
手付金の相場は、5千円~1万円です。
契約後、販売店は整備を始め、名義登録を始めますので、安易にキャンセルされないための購入意思の確認も兼ねています。
キャンセルした場合に手付金が返金されるかどうかは、バイク販売店によって対応が異なります。
もちろん、購入代金から手付金の分は差し引いてくれますので安心してください。
購入代金の残りは納車日でOKです。
契約から納車までの流れ
バイクの契約から納車までは、一般的には1~2週間で完了します。
バイクを契約すると、販売店は名義の登録手続きと整備を進めます。
その両方が完了すると「納車」となります。
名義の登録手続きは役所の窓口で行いますが、平日のみとなりますので、土日をはさむと少し納期は長くなります。
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契約の途中でキャンセルはできるの?
「バイクの契約を交わしたけど、やっぱり買うのをやめたい」と思われる方がいるかもしれません。
バイクの契約のキャンセルは、どこまで手続きや作業が進んでいるかによって変わってきます。
例えば、契約して1時間後に「やっぱりキャンセルしたい」と申し出れば、販売店はキャンセルに応じてくれるでしょう。
しかし、契約して1週間後にキャンセルしたいと申し出ても、キャンセルには応じてもらえないことがほとんどです。
理由は、手続きや整備のために、営業スタッフや整備スタッフが実際に働いて稼動しているので、コストが発生しているからです。
もしキャンセルができたとしても数万円のキャンセル費用を請求される可能性もあります。
ですので、途中でキャンセルすることがないよう、じっくりと考えてから契約書を交わすことが大切です。