友人や親戚からもらったバイク(原付)に乗らなくなったとき、どこかのバイク買取業者へ売ることになります。
友人にいくらかお金を払ってバイクを買い取っていた場合は、特に気になることはありませんよね。
自分の好きなようにしても問題ありません。
ただ、無料で譲り受けたバイクの場合「勝手に売っていいのか」「売った金額は自分がもらっていいのか」など、気になることがあると思います。
大切な友人関係がギクシャクしてしまわないよう、無料でもらったバイクを上手に手放す方法をご紹介します。
友人に売ることを伝えるべきか?
無料でもらったバイクを買取業者に売るとき、くれた友人にその事実を伝えるべきでしょうか?
答えは「No」です。
言う必要はありません。
なぜ言わなくていいのかというと、無料でもらったバイクでもすでに所有者は自分だからです。
わざわざ友人に言う義務はありません。
逆に「売ってもいい?」と聞かれた場合、どう思いますか?
「え、売るの?じゃあ返して」となりかねません。
つまり、わざわざ聞かれると素直にはどうぞと言えなくなるものです。
友人に伝えるのは、事後報告で十分ですし、聞かれなければこちらから言う必要もありません。
売った後にもし理由を聞かれたら「エンジンかからなくなって修理代がかなりかかるといわれたから、払えないし、とりあえず売った」とでも言っておきましょう。
売ってしまった後ならなんとでも説明できますね。
何より、売った事実を友人に言わないことが一番の親切です。
関連記事:友人にバイクを貸すときに気をつけることは?借りるときの注意点も合わせて解説
売ったお金はいくらか返す?
上の悩みと似ていますが、友人にバイクを売ったことが知られないのであれば、売ったバイク代はわざわざ渡す必要はありません。
バイク所有者は自分ですので、全額もらっても問題ありません。
ただ、バイクを売ることが友人に知られている場合は少しぐらいは返す素振りを見せましょう。
それで受け取る友人もどうかと思いますが…苦笑
本来は一旦、人に譲ったものはどのように扱われようと干渉するべきではありませんからね。
友人にいくらかを返す場合の相場ですが、返すからには半分ぐらいは渡さないと気まずくなるでしょう。
変に「8:2」のように割合を提示してしまうと、いや「7:3にしてよ」のような野暮な交渉が始まってしまう可能性があります。
これで揉めるのも嫌ですよね。
渡すのであれば「5:5」です。
しかし、これも事後報告であれば、自分で調整できますね。
正直に伝えるかどうかは人それぞれだと思います。
20万円でバイクが売れたとして、友人に本当の金額をそのまま伝えるのか、10万円で売れたと低めに伝えるのかは、自分自身の判断で決めてくださいね。
関連記事:バイクを友人に売るときは注意が必要!後悔しないためのコツ
まとめ
友人から無料でもらったバイクを売るときは以下の点に気をつけましょう。
- 売ることはわざわざ伝えない
- 売ることを知られた場合、売ったお金の半分を渡す
この2点に気をつけてもらえれば、友人関係がギクシャクする可能性も少なくなるでしょう。