バイクを購入して納車が近づいてくるとワクワクしますよね。
せっかくの楽しい気分を損なわないためにも、バイク納車でよくある疑問やトラブルについて知っておき、円滑に納車できるようにしましょう。
バイク納車は店舗での引き渡し
バイクの納車は店舗での引き渡しが基本です。
車の場合は自宅での納車ということもありますが、バイク業界ではまずありません。
「バイクに乗って帰るのは不安だからやっぱり自宅まで持ってきてください」と言っても無料ではまず対応してくれません。
どうしてもという場合は納車手数料を払えば対応してくれる場合もありますが、無駄な出費となりますので、できるだけ自分で取りに行き、安全な道を使って乗って帰るようにしましょう。
また、中古車の場合は何か不具合が納車時に見つかった際、店舗だとすぐに修理対応してもらえますが、一旦家に運んで後日に分かるとどちらの責任かが分かりづらく、少々やりとりが面倒になることもあります。
できるだけ店舗で引き渡ししてもらうことをおすすめします。
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ガソリンは全然入っていない
「え?新車で買ったのにガソリン入れてくれてないじゃん!サービス悪い!」
と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、これはどこの店舗で購入しても同じです。
バイクの納車時にガソリン満タンになっていることはありません。
満タンどころか1Lぐらいしか入っていないことが多いです。
バイク屋はガソリンスタンドではありませんので、ガソリンを満タンにするほどの容量を店舗に備蓄していません。
またガソリンは危険物のため、大量のガソリンを店舗内に備蓄できない決まりになっています。
そのため、展示しているバイクにも最低限必要な量だけしか入れていません。
バイクが納車されたら、早めに近くのガソリンスタンドに行って給油をするようにしましょう。
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下取予定のバイクを傷つけない
新しいバイクを購入する際、以前のバイクを下取に出す場合もあると思います。
事前に査定してもらって、いくらで下取してもらえるかは決まっているはずです。
そこから納車日までは「乗ってもらってていいですよ」というバイク屋が大半ですので、これまで通り普段の生活で乗ることはできます。
納車のときに古いバイクに乗って行き、そのバイクを置いて新しいバイクで帰るというのが一般的です。
この時、査定してもらってから走行距離が少し増えるのは問題ないのですが、傷や凹みを付けてしまうと非常にマズいです。
下取バイクの価値が変わってしまうからです。
傷や凹みを直すために1万円や2万円の整備代が必要になると、査定額が変わってきてしまいます。
すると追加で費用を払わないと納車してもらえないという悲惨な事態になります。
下取予定のバイクを納車日まで乗ることはよくあるので構わないのですが、価値が変わってしまわないよう傷や凹みを付けないように丁寧に扱うように心がけましょう。
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