400cc以上のバイクでは、2年に1回、車検があります。
バイクの車検は、有効期間の1ヶ月前から継続車検を受けることができます。
早めに車検を受けると得をするのか?案内ハガキは来るのか?などについてご説明します。
バイクの継続車検は1ヶ月前から可能
「バイクの継続車検っていつから受けられるんだろう?」と、思われている方も多いと思います。
バイクの継続車検は1ヶ月前から受けることができます。
有効期間ギリギリで車検を通しても、余裕をもって1ヶ月前に車検を通しても、車検後の有効期間は同じです。
元々の車検証に記載されていた「有効期間の満了する日」から新たに24ヶ月が足されます。
自賠責保険の有効期間も同様の期間を延長して更新します。
ですので、車検を早く受けても、遅く受けても、損も得もありません。
気付いたときに早めに予約するのが、一番いいですね。
車検の案内ハガキは来るの?
バイク車検の案内ハガキですが、来る人と来ない人がいます。
メーカ直営のディーラーで購入した場合は、車検の案内ハガキが来ることもありますが、多くの方はハガキは来ないと思っておきましょう。
なぜなら車検の案内ハガキが来るということは、販売店がバイクの車検の満了日を管理していなければできません。
ほとんどのバイク屋は、売ったバイクの車検満了日まで管理していません。
特に中古バイクの場合は、車検の案内ハガキはほぼ来ないと思っていいです。
弁解のために補足しておきますが、これはバイク販売店が手を抜いているわけではありません。
基本的にバイクの販売で利益を生み出しているバイク屋がほとんどですので、車検(整備)や顧客管理にコストをかけられないのです。
ですので、バイクの車検時期は手帳やスケジュールアプリなどを活用して、自分で覚えておくようにしましょう。
関連記事:バイクの車検費用は平均いくら?車検に必要なものは?
バイク車検にかかる時間は?
一般的な預かり車検の場合は、1~2週間ほどバイクを預けることになります。
預けている期間中は代車が借りられることもありますが、台数に限りがありますので事前に相談しておくことをオススメします。
関連記事:レッドバロンのバイク車検で代車はあるの?
一旦、預けてしまえば、バイクに乗ることはありませんので、その直後に車検が切れたとしても問題はありません。
ただ、長期間バイクを預けるのは無理だという方は「バイク車検を1日(当日)で終わらせる方法は?1週間の預かり車検ができない人へおすすめの方法」でもご紹介していますが、当日で車検を完了できる整備工場を選びましょう。
車検切れしてしまった場合はどうすればいい?
「やべっ・・・車検を受けるのを忘れてた」
というように、もし車検切れになってしまった場合は公道を走ることができません。
その場合は、最寄りのバイクショップや整備工場に車検のためにバイクの引き上げを依頼する必要があります。
車検が切れたことを伝えると、トラックで来てくれます。
車検切れのバイクの場合は、車検を再度受けた日から24ヶ月間が有効期間となります。
自賠責保険についても、車検の有効期間を満たすように25ヶ月(24ヶ月+予備1ヶ月)で新たに再加入します。
関連記事:車検切れバイクを売るときの注意点