損害保険両立算出機構「2016年度 自動車保険の概況」によると、バイク任意保険の加入率は以下の通りとなっています。
※「任意自動車保険 用途・車種別普及率表」の「二輪車」区分のデータより
四輪の任意保険加入率に比べて、二輪の任意保険の加入率は非常に低い水準となっています。
バイクの任意保険の加入率の低さは、保険会社が積極的に販売推進をしていないという背景もあります。
しかし「加入率が低いからといって入らなくてもよい」ということではありません。
「バイクは被害者になることが多いから相手を補償することはないだろう」と考えていると、万が一の事故の際に大変な賠償責任を負うこともあります。
対物事故でも相手のバイクや車の賠償金で数十万~数百万になる可能性もゼロではありません。
任意保険に入っていない場合はこれらの賠償を自腹で支払わなくてはいけませんので、できれば任意保険に加入しておきましょう。
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盗難保険について
上記グラフからは盗難保険に関する具体的な値は分かりませんが、バイクは盗難のリスクが高いため、金銭的に余裕があれば盗難保険にも加入されることをおすすめします。
関連記事:盗まれてからでは遅い!バイク盗難防止の3つの対策と盗難保険
盗難保険に加入していない場合は、当たり前ですがバイクを盗まれた場合は何も補償されません。
普段バイクを停めている場所の安全性が少し不安な場合は、購入後の一年目だけでも入っておかれることをおすすめします。
バイク任意保険の料金について調べる場合は、一括見積りを利用することでどの保険会社がお得に安く加入できるかが分かります。