「バイクっていつまで乗れるんだろう?」
ふと、そんなことを考えることってありますよね。
10代や20代の頃はバイクに乗って自分が楽しむことに没頭できました。
しかし、結婚して家庭を持ったり、体力がなくなってバイクの取り回しに不安を覚えてくると「バイクもそろそろ引退かなぁ」と思う頻度も増えてきます。
一般論として、バイクは一体いつまで乗り続けることができるのでしょうか?
バイクは何歳まででも乗れる
私は元バイク屋ですが、バイクを買いに来ていたお客様の年齢層でいうとバイクを乗る年齢に上限はないと考えます。
60代の方でもバイクを買いに来られていました。
ただ、ある程度、年齢が上がるにつれて乗るバイクの種類は限られてくるかもしれません。
50代や60代ぐらいのお客様は、大体がアメリカンバイクかビッグスクーターに乗られます。
バイクの重心が低いので取り扱いしやすく、走る際も安定することが大きなポイントでしょう。
レーサーレプリカやオフロード、ネイキッドはほとんどいませんでしたね。
関連記事:実家のバイクを売るには?本人の立ち会いなしでも買取できる?
恐くなったときが引退のタイミング
バイクを乗る年齢に上限はないと思いますが、バイクを引退するきっかけとしてはバイクに乗るのが恐くなったときだと考えます。
事故を起こしてしまったとき、怪我をしてしまったときなど大きな出来事をきっかけにバイクに乗る恐怖心が出てくるときがあります。
そうなってしまうと「バイクに乗って楽しむ」という思いよりも「事故を起こさないか不安」という思いのほうが強くなります。
バイクに楽しく乗れなくなったときは、素直に引退するのもきっかけとしては良いかもしれません。
緊張するとバイク操作やとっさの判断にも影響が出てきますので、怪我をしないようにするためにもバイク引退は良い選択になるでしょう。
結婚も引退のタイミング
独身時代は事故を起こしても辛いのは自分一人ということになりますが、結婚して家庭を持つと迷惑をかける人が増えることになります。
怪我による入院などは家族の生活にも影響が出ますので、心配をかけないためにもバイクを手放すことは良い選択になるかもしれません。
結婚などで多くの人に心配される環境に変わったら、バイクを引退することを考えてもいいでしょう。