バイク所有者なら誰でも遭遇する可能性があるのがバイクの盗難です。
バイク盗難保険は、万が一の盗難に備える保険ですが、「バイクに盗難保険なんて必要なの?いらなくない?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
私は10年近くバイクに乗ってきましたが、盗難に遭ったことはありません。
ただ、これは運が良かっただけという可能性もあります。
バイクの盗難に遭うと、所有しているバイクが無くなるだけでなく、ローン払いしている場合にはローンだけ残るという非常に辛い状態になります。
被害を最小限に食いとどめるために、バイク盗難保険は保険料がいくらなのか?補償はどこまでしてくれるのか?についてご紹介します。
バイク盗難保険って必要?
盗難保険は必要かどうか?と聞かれれば、条件によっては加入しておいたほうがよいといえます。
盗難保険に加入したほうがよい場合とは
以下のどちらかに当てはまる人は盗難保険に加入しておいたほうがよいでしょう。
- 新車を購入した
- ローンで購入した
新車で購入した
新車で購入したバイクはやはり狙われやすい傾向があります。
中古のボロボロのバイクと比べれば、盗まれる可能性は高いといえます。
新車の場合は購入時に高い金額を支払っていることが多いので、盗まれて「ゼロ」になってしまうのはとても大きなショックを受けることになるでしょう。
ローンで購入した
バイクをローンで購入した場合に盗まれてしまうと、バイクが無くなったにもかかわらずローンだけを支払わなくてはいけません。
経済的な負担はもちろんのこと、精神的にも非常に辛い状態となってしまいますので、ローン購入した場合は盗難保険に加入することをおすすめします。
関連記事:盗まれてからでは遅い!バイク盗難防止の3つの対策と盗難保険
レッドバロンの盗難保険を例に
バイク盗難保険は様々な会社で提供されていますが、バイク業界の最大手であるレッドバロンの盗難保険を例にご説明します。
他社でもそれほど大きく変わることはないでしょう。
盗難保険の保険料
盗難保険に加入するための保険料は、保証額の1%です。
例えば、50万円の補償がある盗難保険であれば、保険料は年間5,000円になります。
盗難保険の補償額
レッドバロンの盗難保険では以下の金額が補償されます。
- 新規購入の場合:販売価格の100%
- 上記以外(2年目以降など):査定価格の100%
レッドバロンでバイクを購入した場合は、そのバイクの店頭販売価格を100%補償してくれます。
30万円で売られていたバイクであれば、補償額は30万円です。
※販売価格ですので手数料や保険料の金額は含まれません
2年目以降の更新では、そのバイクの査定価格の100%が補償されます。
保険期間
保険期間は1年となり、必要であれば都度更新をしていきます。
関連記事:レッドバロンの悪い評判を信じたい人は近所のバイク屋で売り買いすればいいと思う
盗難保険の考え方
当然のことながら、盗難保険は使わないに越したことはありません。
また実際に盗難保険を使わない人のほうが多いわけです。
ですので、色々と調べたり、他者比較しても無駄になることもあると理解しておきましょう。
私も10年近く使ったことがありませんので。
ただ、万が一に備えてという観点からすれば、購入後1年~2年は盗難保険に加入しておくほうがよいでしょう。
補償してくれる金額が大きいこともありますが、何よりも精神的なショックが大きいからです。
ショックを受けないようにするためには、日頃から盗まれないように保管場所や停める場所を気にすることも大切です。
「盗まれるはずがない」と100%言い切れる場合は不要ですが、1%でも可能性があるのであれば、盗難保険に加入することを検討してみてください。