「免許を持っていない友人にバイクを売りたい」
そんなこともあるかもしれません。
一口に無免許といっても、いつかは免許を取得したいと思っていたり、まさに免許取得中ということもあるでしょう。
結論からいいますと、バイクを無免許の人に売ることは問題ありませんので、安心してください。
少し具体的にお話しましょう。
所有するだけなら免許は不要
バイク免許は運転するために必要なものです。
所有するだけなら免許はいりません。
このような例で考えてみてください。
あなたはバイク免許を取得して、バイクを購入し、しばらく乗っていました。
しかし、徐々にバイクに乗る機会も減り、バイクはガレージに置いたままの状態となりました。
バッテリーも上がり、エンジンもかかりません。
そのため、バイク免許も更新はしませんでした。
このとき、バイクは所有しているが、免許は持っていない状態となります。
これが違法行為になると思いますか?なりませんよね。
バイクを持っていることと、免許があるかどうかは別の問題です。
身分証としてたまたま免許証を確認しているだけ
上記の例は、後々、無免許になった場合でしたが、免許を持っていない人に売ることも問題はありません。
バイクを販売するとき、免許証の確認はしません。
身分証のチェックしますが、運転免許証である必要はありません。
健康保険証やパスポートでもいいんです。
多くの人はすでにバイク免許を持っていることが多いので、身分証のチェックとしてたまたま免許証であることが多いだけです。
「この人はちゃんとバイク免許を持っているのか」なんて、確認するバイク屋はありません。
ですので、無免許でもバイクを購入することは可能です。
そして違法でもなんでもありません。
関連記事:免許取得前でもバイクは買えるの?
未成年の場合でも問題ない?
バイク屋が未成年に販売するときは、親に購入の意思を確認することが多いです。
これは免許を持っているかどうかの確認ではなく「売ってもいいかどうか」の確認です。
わざわざ確認しないバイク屋もありますが、後々トラブルになることもありますので、確認するバイク屋も増えています。
友人にバイクを売る場合は当人同士の問題ですから、特に気にする必要もないでしょう。
関連記事:未成年でもバイクは売れる?