バイクを降りるきっかけとして「結婚したから」「子供ができたから」という理由をよく聞きますよね。
旦那さんになる人が事故で大変な目に合ったら残された奥さんや家族は大変です。
そういったことから結婚や子供が生まれた機会をきっかけに「バイクは降りて」といわれてしまいます。
バイクにずっと乗ってきた人にとって、バイクに乗れないことはとても寂しいですし、辛いかもしれません。
でも安心してください。
それは一生続く悩みではありません。
子供が成人したらまた乗ればいい
「バイクに乗らないで」といわれるのは将来の不安があるためです。
子供が小さいときに父親が事故をしてしまっては大変です。
経済的なダメージはもちろん、子供の成長にも大きな影響を与えてしまうでしょう。
子供が成人するまではできるだけ怪我や事故のリスクは減らし、安定した生活を送れるよう努力することが大切です。
そのためにはバイクを手放すことも検討してあげるべきでしょう。
でも一生は我慢しなくていいんです。
子供が成人すれば自分の時間をまた持つことができるようになります。
奥さんも子供が成人すればバイクに乗ることは自由にさせてくれるはずです。
そのときまで一時中断だと思っておきましょう。
それからバイクをまた楽しめばいいんです。
「バイクに一生乗れないのか…」と、悲観的になる必要はありませんよ。
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奥さんを説得するのはやめておこう
「20年も待ってられない!奥さんを説得すればいいじゃないか」
と思われるかもいるかもしれません。
でもそれはやめておきましょう。
バイク事故をして最も悲しむのは奥さんです。
「バイクは安全だ」と思われているかもしれませんが、それはやはり乗っている人の目線です。
バイクは自分が安全運転していても、相手がルール違反をすれば事故になりやすい乗り物です。
しかも被害者になりやすいのはバイクの運転者です。
客観的に見て、バイクは危ないと考えるのは仕方のないことです。
無理に自分の意見を奥さんに押し付けず、心配してくれる奥さんのためにも、子供が成人するまでの間は降りてあげましょう。
それで家族が幸せになるならいいじゃないですか。
バイクに乗らなくても楽しい生活は送れますよ。
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新しいことにチャレンジするいいチャンス
自分の趣味はバイクに乗ることしかないと思われている方がいるかもしれません。
でも、もしかするとバイクを降りることで新しい趣味が見つかるかもしれません。
子育てをしているとそもそも自分の時間を持つことは大変ですが、その過程で新しいことに興味が沸いてくるかもしれません。
子供の成長に合わせて見るものや経験するものが変わりますから、そこから新しいことに興味を持つ可能性があるわけです。
バイクを降りることはマイナスなことばかりではありません。
良いチャンスだと思って色んなことに目を向けてみましょう。