バイクでガソリン補給をする際、バイクから降りるべきか悩まれる方もいるでしょう。
最近はセルフ式のガソリンスタンドが増えましたので、セルフで補給するには降りる場合がほとんどですね。
ただ、スタッフがいるガソリンスタンドの場合は「バイクに乗ったまま」か「降りるべきか」で意見は分かれます。
「いつも気になっていて…」という方はぜひ参考にしてください。
「乗ったままでいい」という意見
バイクのガソリンタンクは、バイクから降りなくても給油できる位置にあります。
車種を問わず、ほぼすべてのバイクはわざわざ降りなくても補給できる設計になっています。
例えば、バイクレースでピットイン時にガソリン補給する際、レーサーはバイクから降りません。
バイクレースではコンマ何秒を争いますので、降りている時間がもったいないという理由からです。
一般のライダーは給油時間を気にする人はいませんが、降りるのが面倒くさいという方は多いのではないかと思います。
待っていればスタッフがすべてやってくれますので、わざわざ降りる必要性を感じないという意見も多いと思います。
また、バイクに乗ったまま補給することでバイクを真っ直ぐに維持することができ、ガソリンをよりたくさん補給できるという考えもあるでしょう。
ただ、サイドスタンドでかたむく角度ぐらいでは補給量にそれほど影響はないようです。
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「降りるべき」という意見
バイクから降りずにスタッフにガソリン補給をしてもらう場合、目の前でスタッフがじーっとノズルを持って補給してくれますので、若干、気まずい感じはありますよね(苦笑)
その雰囲気が苦手な人は降りる場合が多いでしょう。
ガソリンを入れてもらっている間に少し伸びをしたり、ストレッチをして、緊張をほぐすこともできます。
バイクは同じ姿勢で長い時間乗りますので、筋肉や心の緊張状態が続きます。
ガソリンを補給している間にそれらの緊張をほぐすことは体にとってもいい心がけともいえます。
「降りる」「降りない」で悩んでいる人へ
ガソリンスタンドでスタッフに給油してもらう際、バイクから「降りるべき」か「降りないべき」かで悩んでいる方は、ぜひ「降りる」を選択してみてください。
理由としては先ほどご紹介しましたが、やはりガソリン補給の間だけでも体を伸ばしてリラックスさせてあげてほしいわけです。
夏の炎天下であれば少しでもバイクから離れて体温を下げる効果も期待できますし、冬であれば寒さで固まった筋肉をほぐすこともできます。
バイクに乗っている間は緊張状態が続きますので、休める機会があるときにできるだけ体を休めてあげましょう。