バイクには積んでおくべきものがあります。
非常時やトラブルが起こったときに活躍してくれます。
バイクを購入したら乗る前に準備しておきましょう。
バイクに積むべき書類は2つ
バイクには以下2つの書類を積む義務あります。
- 自動車検査証(登録証、標識交付証明書)
- 自賠責証書
これらは法律で定められており、どちらも原本を積んでおく必要があります。
コピーは不可です。
コピーだけを所有していて、実際に警察官に見つかって罰則を受けたという話はほとんど聞きませんが、ルールとしては法律違反ですので罰則を受けても文句は言えません。その点だけ意識しておきましょう。
万が一の紛失に備えて、コピーを自宅に保管するというのがおすすめです。
また、雨などに濡れて書類がヨレヨレになってしまわないよう、ビニールケースなどに入れて携帯しておくとよいでしょう。
任意保険の証書は携帯義務なし
バイクに乗るときに任意保険に加入されている方も多いと思います。
任意保険はその名の通り、任意で加入する保険ですので携帯の義務はありません。
入っている内容をいつでも確認できるようにしたい場合は、コピーでも十分です。
関連記事:バイク任意保険の加入率
バイクに積んでおくと便利なもの
ここまでは「積んでおく義務のあるもの」をご紹介しましたが、ここからは「便利なもの」です。
義務ではありませんので、必須ではありません。
ただ、あると便利なのでぜひ積んでおくましょう。
雨ガッパ
急に雨が降ったときなど、かなり重宝します。
雨ガッパがないとズブ濡れになりますので、雨ガッパは必需品ともいえるでしょう。
安い雨ガッパは簡単にボタンなどが取れたり、隙間から雨が入り込んできます。
できればバイク専用の雨ガッパをひとつ用意しておきましょう。
前のボタンの部分などが二重構造になっていて、雨風をしっかりと防いでくれます。
U字ロック(ワイヤーロック)
外出先でバイクを停める際に、盗難防止のためにU字ロックやワイヤーロックがあるとよいでしょう。
電柱やフェンスなどと一緒にバイクを固定することで、盗難のリスクを減らすことができます。
車載工具
自分でメンテナンスできる場合は、車載工具もあると安心です。
雑巾・軍手
バイクに何かしらのトラブルが起こった場合に素手で触ると危険な場合があります。
雑巾や軍手を積んでおくと安心して対処しやすくなります。
健康保険証のコピー
万が一の事故を起こして負傷した場合に役立ちます。
ケガをして治療を受けた場合など、保険加入の確認ができないと全額実費負担となり、多額のお金を支払わなくてはいけなくなります。
私も過去に事故を起こして救急車で運ばれたときに、健康保険証のコピーが役立ちました。
木の板(かまぼこ板)
真夏の炎天下の中、アスファルト上にバイクを停めると、サイドスタンドがアスファルトにめり込むときがあります。
熱でアスファルトが柔らかくなり、そこにバイクの全車重がサイドスタンドにのしかかるためです。
めりこみすぎるとバイクはバランスを崩し、最悪の場合、転倒するリスクもあります。
サイドスタンド下に木の板(かまぼこ板)をかますことで、そういったリスクを回避できます。
硬いゴム板などでもOKです。