バイクのユーザー車検に挑戦される方に大事なアドバイスです。
雨天時のユーザー車検は止めておきましょう。
主な理由は3つです。
検査ラインが雨でスリップしやすい
雨の日のバイク車検をおすすめしない一番の理由は、検査ラインがスリップしやすくバイクが転倒する危険性があるからです。
検査ラインの床は、鉄板の部分やコンクリートの部分があるのですが、何台もビショ濡れのバイクが車検ラインを通っているので、床は雨でツルツルです。
車検では、スピードメーターテストやブレーキテストなどを行いますが、これらはバイクにまたがったまま行います。
踏ん張っている足元が雨ですべりやすくなっているので、立ちごけしやすくなります。
さらに検査ラインの移動もツルツルの鉄板やコンクリートの上なので、アクセルワークを失敗すると転倒するリスク大です。
転倒すれば大事なバイクが凹んでしまいますし、何より自分自身も骨折などの怪我をする可能性があります。
検査ラインを待つ間はズブ濡れになる
車検場の検査ラインは屋根のある屋内ですが、検査ラインに入るまで並んで待っているのは「外」です。
雨の日、車の車検の人は車内でのんびり順番を待っているのですが、バイクの車検の人はズブ濡れになりながら待ちます。
検査ラインで提出する書類を持っていきますし、バイクもどんどん前に移動させなければいけません。
よって、のんびり傘をさして順番を待つことはできず、雨ガッパが必須となります。
どしゃぶりの日にバイクの車検を持っていくと、検査ラインに入るまでにズブ濡れになります。
カッパを脱いだり着たり、面倒くさい
車検では「書類の提出⇒検査ライン⇒書類の受取」と屋内と屋外を行き来します。
さらに車検場への往復も考えると、しょっちゅうカッパを脱いだり着たりしなければいけません。
書類も濡れないように持っておかなければいけません。
バイク車検の場合は、晴れの日なら何も気にしなくていいのですが、雨の日は移動するだけで毎回カッパの準備が必要になります。
これは結構、面倒くさいです。
ユーザー車検よりも手軽で簡単な車検もある
ユーザー車検は費用が安いと言われるので挑戦する人もいますが、実はユーザー車検と費用的に変わらない車検もあります。
それが「指定工場での車検」です。
「指定工場」での車検は、陸運局での検査ラインに持ち込む必要がないため、費用がかなり安く済みます。
指定工場で有名なのが「ホリデーバイク車検」です。
事前に予約をしておけば1日で車検が完了します。
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