「バイクを店舗に持ち込んで売った場合、どうやって帰るの?」
シンプルな疑問ですが、意外と盲点になっていることが多いです。
出張買取の場合は、自宅周辺まで来てもらうことがほとんどだと思いますので、帰りの足は気にする必要はほとんどないでしょう。
バイクに乗って出掛けていると、歩きや自転車のときと距離感を錯覚しやすく、実はかなり遠くまで売りに来ているということもあります。
店舗にバイクを売りに行く場合、帰りの足についてはどのようなことに気を付けておけばよいのでしょうか?
自分で歩いて帰ることがほとんど
私がバイク屋に勤めていたときも、持ち込み査定に来られたお客様のほとんどはそのまま歩いて帰られていました。
その先で電車やタクシーに乗られていることもあると思いますが、とにかく自力で帰られるということです。
買取後にバイク屋のスタッフが自宅まで車で送迎することは普通はありません。
バイク買取後は原則として自分で歩いて帰ることになります。
ただし「絶対に送迎しない」という決まりではないため、スタッフや店長と相談すると送ってくれることもあります。
これはケースバイケースですので、送ってもらう前提では考えないようにしておいてくださいね。
売りに行くとき、自宅から遠いバイク店に売りに行くときは、家族や友人と車で一緒に来て、帰りに乗せてもらうのもよいですね。
特に暑い夏場や、寒い冬場は歩いて帰る時間と距離を考えて売りに行くほうがよいですね。
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タクシー代などの査定プラスはない
買取をしていたお客様に「帰りのタクシー代をプラスしてよ」と言われたこともありますがこれは全く通用しません。
実際にタクシーに乗られるかどうかの確認が店舗スタッフは確認できないためです。
店舗側が買取交渉の手段として「帰りの足代をプラスしておきます」と言うこともあるかもしれませんが、それは実際にプラスしているのではなく、元々低めの金額を提示しておいて、タクシー代をお得に見せる交渉術です。
何のメリットもなく、お店側は3,000円でもタクシー代を負担することはありません。
荷物を入れるカバンを持参する
バイクを売った後、それまで使っていたヘルメットやU字ロックは持って帰ることになります。
バイクの収納スペースに入れていた荷物は全部持ち帰ることになりますので、大型スクーターなどで普段から荷物をたくさん積んでいる方は事前に荷物を減らすなどの準備をしておきましょう。
フルフェイスやジェット型のヘルメットは大きいので手でずっと持つと疲れますし、U字ロックもむき出しで持ちながら電車に乗るのも少し恥ずかしいですよね。
売る前は荷物がなくても、売った後に荷物が増えるのがバイク買取です。
帰りに意外と荷物が増えるのでカバンを持参することをおすすめします。
なお、不要になったヘルメットやU字ロックなどは買取のついでであれば、無料で合わせて引き取ってくれるお店がほとんです。
しばらく利用する予定がなければ処分してもらうことも検討しましょう。
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