自分の子供が「バイクに乗りたい」と言ったら、親はどう対応するべきなのでしょうか?
バイクは自動車と比べると、事故を起こしたときに大きな怪我をする可能性が高い乗り物です。
真っ向から反対するべきなのか、それとも認めてあげるべきなのか、親としての対応は色々とありますので本記事を参考に最善の回答を見つけてください。
真っ向から反対する場合
子供がバイク事故を起こすことを考えたら絶対に賛成はできないという方も多いと思います。
ただし「危険だから乗るな」という説明だけでは、子供は納得できないかもしれません。
実際に街中ではスクーターやバイクがびゅんびゅん走っていますし、日常生活の中ではバイク事故の現場に遭遇することもほとんどないため、本当に危ないのかどうか疑わしく思う場合もあるでしょう。
子供がどのような理由を言おうと賛成する気がない場合は「事故を起こしたときに私(親)が悲しみたくない」ということを説得材料に使うとよいでしょう。
言い方を換えれば「泣き落とし」ともいえます。
バイクは転倒すれば事故につながることは誰でも分かることです。
危険なのは承知の上で乗りたいと言っている人に「危険だから乗るな」では説得できません。
つまり「バイクが危険」ではなく「親として悲しみたくない」ことを訴えかけることが大事です。
条件次第で賛成する場合
バイクは乗り方次第で事故のリスクを軽減することができます。
例えば、
- 雨の日は乗らない
- 夜は乗らない
- 高速道路は乗らない
などです。
もちろん、日中に一般道路を走っているときでも事故が起こることもあります。
ただ確率的には事故を起こしやすいタイミングを避けることでより安全に乗ることができます。
親としては賛成してあげたいが、手放しではOKしたくないという場合は、現実的に守れそうなルールをお互いで決めるのもよいでしょう。
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とりあえずOKしてあげたい場合
「反対したところでどうせ乗るだろう」「相談してくれただけありがたい」というように基本的には賛成してあげたい気持ちの場合は、気分よくOKしてあげましょう。
子供が事故を起こしたときに「自分が賛成してしまったからだ。反対しておけば…」と悔やむ必要はありません。
なぜなら事故を起こしたとき、子供が「親が反対してバイクに乗ることを止めてくれなかったせいだ」なんて思わないからです。
子供は自らの責任で乗ります。親の責任ではありません。
バイクは本来、とても気持ちよく走ることのできる乗り物です。
風を感じながら様々な場所に出掛けることは車では味わえない醍醐味です。
人生は一度きりです。
バイクに乗って様々な体験をしたがっているわけですから、ぜひ前向きに応援してあげてはいかがでしょうか。